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わたしの名前は、相良透
施設から都内の高校に通っている高校1年生。
私は、施設育ちというところからか友達もできず
いつも
教室のすみっこの席でひとり
ぽつんと座って過ごしていた…。
そしていつもどおり
昼になると非常階段でパンとフルーツ牛乳を飲む
それが日課になっていた
誰もこない非常階段は
静かで唯一、安心できる場所だった。
そしてある日
いつものように非常階段に
行くと
そこには先客がいた
そっと覗いてみると
男の人だった…
しかも茶髪でいかにも悪そうな感じに見え、
私は怖くなって逃げようとした……が走った拍子にお気に入りのフルーツ牛乳が落ちてしまったのだ
しかも、うん悪く
その男の人の頭に
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