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「何処だ…ここ…」
目を覚ましたおれは辺りを見渡した
太陽が傾いて空は綺麗な茜色に染まっている
どうやら夕方のようだ
おれは自分の足元を見た
砂だ
波がおれの足を濡らす
「ここは…海岸?」
おれの後ろには大きな海が果てしなく続いてる
海の反対側には森が広がっている
目の前には安っぽいバックがあった
おれはバックの中を見る
中にはパン、水、折り畳まれた紙二枚があった
一枚目の紙を広げる
島の地図のようだ
おそらくこの島の
もう一枚の紙を広げる
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