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君と出逢えたことで
私は
こんなにも
大きくなりました
野に咲くつくしを見て
春が来たよ と
小鳥のように笑い
真っ赤な夕日に
涙を流す
君と一緒にいると
すべてのものが
楽しく 美しく思えた
でも
この春から
もう 逢えないね
こんなに
私が 旅立ちを
遅らせるのは
きっと君のせいだよ
もう逢わないと
誓ったあの日から
私の時計は
動かない
でも
いつかまた
いつかまた
絶対逢えるよね
辛くても
きっと 君は
我慢するから
私が 駆けつけて
必ず君を守ります
だから
どうか
どうか 泣かないで
いつでも
見上げる空は
同じだから…
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