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『オレ…お前の事、一生忘れないから…』
夕日の色に染まる、おだんごを見て
もぉ会えねぇ…
忘れないでいよう……。
そぉ思ったオレは、そんな事をおだんごに言っていた…。
『あたしたち、いつまでも友達だょっ』
この鈍感うさぎ!
みんなが言っていたように、オレもこいつがそんなに鈍感だと思わなかった。
オレが告ったのなんか、忘れてんだろうな…笑
おだんごに背を向け歩き出し、旅立つ時もオレは平常心を保ち、いつもの星野光としておだんごに別れを言った。
正直今にも泣きそうで、帰りたくなくて、おだんごをァィッから奪ってやりたかった……。
ファイターに変わったオレは、だらしなく泣いた…。
あんなに泣いたのは初めてな気がする。
それほどに、オレはおだんごを好きで愛していた……。
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