第三夜「Cradle」

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(怖がらなくていい…私は君の願いを叶えてあげると言ってるんだ…。) 「僕の…願い?」 (弟と言う存在が邪魔なのだろう?) 「…そうだけど…。」 恐怖に支配されながらもシュウはその奇妙な会話に応じていた…。 (弟の存在がなくなればいい?違うかい?) 「でも!それじゃあ…」 シュウの頭にアキラがこの世から消えると言うことがよぎった。 そこまでは望んでいない… さすがにそこまで非情になれる心は持ち合わせていなかった。
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