前書き

3/4
前へ
/103ページ
次へ
1.解説ポイント 「まず僕は、真っ当な勉強に適した解説は一切しない。この助動詞はなんたらのなんとか形でうんたらの働きを持つとか、はっきり言って面倒くさい。これが古典嫌いになる最たる原因だろうしな」 「でも、それがわからなきゃ始まりませんよ?」 「まあ最低限覚えて欲しいものは最初の方で説明する。あとは感覚で読め」 「仮にも指導役の言う台詞じゃありませんね」 「そうでもないぞ? 何となくでも読めるようになるのが、古典突破の第一歩だ。だからここでは意訳を中心に、歴史的背景や豆知識なんかを取り上げていこうと思う」
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

249人が本棚に入れています
本棚に追加