確信
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『俺、ダメだと思ったんだ。立場的なこととか考えると、きっと無理だろって。』 葵は静かに聞く。 『でも…そう言ってくれて、本当に嬉しかった。』 その一言を聞いた葵も笑顔になり、陽介の背中に腕を伸ばす。 陽介はゆっくり離れると、葵に優しくキスをした。 唇が離れるとお互い恥ずかしくなり、照れ笑いをする。 そんな2人に祝福をと言っているかのように、綺麗な花火が夜空に咲いていた。
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