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バンドに急遽はいることになった。
僕たち四人は立ち話をやめて歩きながら話すことになった。
異様な空気のただようくらい廊下でもみんなと話していればぜんぜん怖くなかった。
階段につくと
下にいくのだが上がるほうの階段が気になった。
「どうした兄弟?上が気になるのか?」
ダニエルが反応した。
「ああ、すげえ嫌な感じするよなダン」
「ああ、なんせ上には誰も住んでねえ。今は軽い物置みたいなもんだぜ」
ダニエルはそういった。
「上はな夜になったら絶対にいかないほうがいいよ。」
ハーレンもそれに乗るように答えた。
肩が震えている怖がっているのだろうか。
ブランドンも顔を引きつらしていた。
「あそこには暗くなったらいかないほうがいいぞ、はやく飯を食いに行こう。」
嫌な空気の漂う階段の上を見るのをやめて下におりる時
背中に視線を感じた。
僕は背筋がぞおっとした。
「アツシ・・・」
微かに誰かが僕を呼んだ気がしたが僕はそれを無視して気にしないふりをして
ダニエルとブランドンとハーレンの後に続いた。
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