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魂の都
魂の都それは 死んだ魂が行き着く先の世界
そこには何人かのお目付け役みたいな存在がいた
その人たちは生き返ることよりも
ココに来た者たちを生き返らせてあげたいという気持ちが多い者が
生き返ることが出来ない者がお目付け役として選ばれていた
彼らは生き返りたくても生き返れない涙を流すことも許されない
彼らには法がある それは
泣きたいときでも涙を流してはいけない
敵が来たら皆を守り 傷ついたら直す
落ちそうな者を助ける 自ら落ちようとしない
など このような法で私たちは縛られている
私たちは 生き返りたいと願えば解放される
去っていく仲間 新しい仲間 それの繰り返し
私たちはうんざりだと思いながら仕事を続けている
魂の都そこは悲しみの都とも呼ばれている
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