序章

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時は流れ、資源は枯渇の道を進んでいく… 世界は力を求め、人は力を得るための機関を作った… 強き者を育て、新たな武器を開発し、古の術を掘り起こし、真理を学ぶ… 『ギルド』 … … … 「仕事の依頼なら電話でも受け付けていたんですが…」 スーツをキチッと着こなしている男が物腰弱く言った。 「いえ、仕事を頼む人を自分の眼で確かめたいので…」 赤のハイヒールが似合ういかにも仕事ができますよオーラを出しながら女は言った。 「そうですか… 申し遅れましたが私はギルドマネージャーの『北島』といいます。それでは、ご案内しましょう…」 スーツの男が言った。
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