さよならは突然に…

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カタコッタ「あっ、す、スミマセン!」 カタコッタさんも手ぇ離さんでえぇっしょや~ あっ!!! おっさんはカタコッタさんが手を離した瞬間に〇影ばりの残像でスリ抜けると足早に部屋を出た。 おっさん「スタコラサッサ~」 最後の台詞はイラっときたが僕は安心していた。 逃げても直ぐ捕まるだろうと思っているから。 リリ「こら~待て~!!」 小学校の女教師風にリリエッタさんが、おっさんを追いかけて外に出ていった。 窓の外からは、おっさんが走っていた。 おっさん「おし~りペンペ~ン!! 追いつけるもんなら追いついてみやがれ!」 おしりペンペンって…… ―3分後― 露骨に凹んだ顔でリリエッタさんに引きずられながら部屋に戻って来た。 まぁ……おっさんだしね…
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