129人が本棚に入れています
本棚に追加
カヤ「いらっしゃいま...」
団子屋を開いて早々
やって来たのは
「団子くれ」
ドスのきいた低い声が
店内に響く
客「ひゃぁぁっ!!鬼だ!」
客「鬼と一緒に食べるなんて生きた心地しねぇよ...」
客「早くこの町から出てってくれないかしら;;」
鬼と呼ばれ嫌われるその人は
身長が2m近くあり
目は鋭く右目には古傷の跡が残っている
大柄な体格
カヤハハ「ちょっと華耶!!あの鬼を追い出しておくれ!!あんなのいたら商売あがったりだよ!!!」
(本人は小声らしいが丸聞こえ)
大男「・・・邪魔したな」
カヤ「っ...」
なんでだろう
みんな怖い怖いって言ってるケドあたしにはそんな風に
思えない...
カヤハハ「はぁ...やっと消えた」
客「よかったよかった」
あの人はあの外見で
どれだけ辛い思いをしたんだろう...
カヤ「父ちゃん!!頼みがあるんだけど!!」
カヤチチ「??」
.
最初のコメントを投稿しよう!