第四話 黒鏡

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泣き出したくるみに、リキがホントにすまなそうに謝っていた。 霙はリキに視線を合わせて、無言のまま顎でくるみを指し示した。 リキは少し考え込むような顔をしてから、理解したらしく頷いて、ベットから降りた。 「わ、わたし、わたしっ、怖かったん、だからぁっ……」 「……………ごめんね、くるみちゃん」 泣き続けるくるみを、リキがふわりと抱きしめた。 くるみはリキにしがみついて、しばらく泣きじゃくっていた。
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