第四話 黒鏡

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突然のコトに目を白黒させた2人に、 「どうして連絡してくれなかったの!」 すごく怒った顔で、そう怒鳴ったのだった。 初めて、あんなに怒ったくるみを見た。 「ケータイも繋がらないし、2人が、大変なことに巻き込まれたんだって思って………わたし………」 あんな状況だったとはいえ、電話くらい出来たかも知れない。 かなり心配をかけてしまったコトに気がつき、張られた頬の痛みがすんなりと受け入れられる。 霙とリキは、深く反省した。
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