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「おねぇちゃん!おかえりなさぁーい!」
「ただいまぁ、ゆず」
一軒家の玄関先で、小さな女の子がくるみのもとに駆け寄って来るのを、ミストはぽかんと見つめていた。
霙とリキが2人で帰ってしまった後、ミストはくるみに誘われて、彼女の家に遊びに来た。
「おねぇちゃん、だぁれ?」
くるみに抱き上げられた女の子が、くるみの後ろにいたミストを見つけて言った。
「わたしの、お友達。ミストちゃん」
くるみが振り返って、女の子にミストを紹介した。
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