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「「きゃあーーーっ!!」」
悲鳴が響いたのは、その時だった。
「!?」
「何っ?」
霙とリキは同時に、悲鳴の聞こえた方――中央交差点の方へ視線を向けた。
2本の国道の交差点である、規模の大きな交差点が、中央交差点だ。
周りに居た通行人達も何事かと、そちらの方へ視線を向けている。
「みぞれ」
「……ああ、行ってみよう」
霙とリキは走り出した。
何が待ち受けてるかなんて、知るよしも無く。
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