第二話 普段の日常、変わらない空。

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「嘘……」 くるみがジュースのおかわりを取ってきて部屋に戻ると、青ざめたミストちゃんが呆然と呟いた。 どうしたんだろうと、くるみは思って、飲み物をテーブルに置きつつ、向かいに座るミストちゃんを見た。 「ミストちゃん?どしたの?」 くるみが声をかけると、ミストちゃんはぴくりと反応して、くるみを見つめ返してきた。 その表情に、よくないことが起こったんだ、と直感してしまった。
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