第三話 不断の非日常、変わりゆく空。

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「な、何……あれ……」 中央交差点に到着した霙とリキは、『それ』を見て絶句した。      ギギャアア!! 鼓膜をつんざく咆哮に、誰もが震え上がる。 「何で……あれは……!」 霙には、似たようなものを見たコトがあった。 魔世界で、使い魔として使役されている、『ホラー・ロアー』という、悪魔。 体長は2~4mで、ただただ闇のような黒に全身が染まっていて、凄い力をもつ。
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