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鏡の前に立った時。
鏡の中の自分に突き付けられた言葉。
『お前はもう、存在してないんだよ』
『俺』が存在していないのなら。
ホントに存在しているのは、『そいつ』?
ずぐんっ
「うぁっ!!」
突然、腕に走った激痛に、思考がぶち切られた。
ずぐん、ずぐん、ずぐん、ずぐん、ずぐん。
「う、ぐぁ……」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
痛い?
―――――――――――もう、解らない。
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