第三話 不断の非日常、変わりゆく空。

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鏡の前に立った時。 鏡の中の自分に突き付けられた言葉。 『お前はもう、存在してないんだよ』 『俺』が存在していないのなら。 ホントに存在しているのは、『そいつ』?         ずぐんっ 「うぁっ!!」 突然、腕に走った激痛に、思考がぶち切られた。 ずぐん、ずぐん、ずぐん、ずぐん、ずぐん。 「う、ぐぁ……」 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。 痛い? ―――――――――――もう、解らない。
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