53人が本棚に入れています
本棚に追加
―――――――――――――
――――――――――…
放課後。
私のまわりでは、いろんな子達が声をかけ合って自己紹介やら何やらしている。
どんどん仲良しグループができていく。
別にどうでもいいや…と、私は一人静かに帰りの支度をした。
そして帰ろうとして立ち上がった時…
「あーーーっ!!!」
私を指差して大声を出した。
……福地亮哉だ。
「………?」
私はびっくりして、目を丸くして立ち止まった。
「今朝はごめんっ!!
えっと…名前は?」
「た…高田彩乃です…。」
「俺、福地亮哉っ!!
よろしくねん♪」
彼は満面の笑みを浮かべている。
最初のコメントを投稿しよう!