第1章 初日

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僕のクラスは1-Cだった。 早速教室に向かって歩いていた時後ろから声をかけられた。 ???「おい!」 僕はビックリして振り向いた。 龍太「はい?」 ???「てめぇなにさっきガンつけてんだよ」 典型的ないじめっこだった。 龍太「別にガンなんかつけてませんよ」 ???「なんだよその態度てめぇなめてんのか!?」 龍太「いえ別に…」 ???「ちっとツラかせよ」 そういって僕を校舎裏に連れて行った。 龍太「こんなとこでなにするんですか?」 ???「あぁ!?ただの話だよ」 龍太「話?」 ???「そう、お前今いくら持ってんだ?」 龍太「お金なんかありませんよ」 ???「嘘つくんじゃねぇよ」 ???「お前財布出してみ」 龍太「…」 黙って財布を差し出した。 ???「まぢで金ねぇじゃん、しけてんな」 そう言って財布を投げてきた。 ???「んぢゃ今日の所は多目に見てやるから明日10万もってこい」 龍太「10万!?そんな大金作れるわけないですよ」 ???「うるせぇよ」 バキ!! 龍太「ぐっ…」 ???「てめぇ名前は?」 龍太「不知火龍太です」 ???「そうか、俺の名前は左海健吾だ」 健吾「この学校で左海健吾って言えば誰でも知ってるから用意出来たらよべよ」 そういって健吾は立ち去った。
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