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そして今日1日が終わった。
龍太「あーあ…10万なんて大金作れるわけないよ…」
朝起きた時からその言葉しか浮かばなかった。
そして学校に着いた。
教室に行ってHRを受けて居たときに隣から声をかけられた。
???「昨日元気なかったけどどうしたの?」
こいつの名前は秋山 聡
昨日知り合った友達だ。
龍太「そんなことないよ僕はいつだって元気だよ」
僕は聡に気づかれないようにわざと明るく振る舞った。
聡「そっか、それならいいけどね」
そしていろんな話をしているうちにHRが終わった。
HRが終わって先生が教室から出た頃にあの男が来た。
健吾「お~い龍太金は用意出来たのか?」
最悪だ。
龍太「まだです…」
健吾「あぁ!?てめぇ作って来いって言っただろ!!」
龍太「1日じゃ作れませんよ…」
健吾「わかった、んじゃ1ヶ月まってやる。」
健吾「その間に出来なかったらてめぇ覚悟しとけよ」
そう言って教室から出て行った。
その直後、教室のあちこちから視線を感じた。
聡「龍ちゃんどうしたの?あれって二年の左海さんだろ?」
龍太「しってんの?」
聡「当たり前だよ、あの人ここの学校では有名だもん」
龍太「ほんとに有名なんだ…」
聡「龍ちゃん今日ゎ一緒に帰るぞ」
龍太「えっ?」
聡「なにがあったのか説明してもらうから」
龍太「わかったよ」
そして放課後。
正門を出て聡と龍太は帰っていった。
聡「龍ちゃん何があったのか説明してよ、俺で良かったら力になるから」
龍太「聡ありがと」
龍太はこれまでの事を聡に話した。
聡「そんなことがあったんだ…」
聡「10万なんて作れないよな…」
龍太「うん…」
聡「これ使って」
そう言って財布から3万を取り出した。
龍太「!?」
龍太「こんなの受け取れないよ。」
聡「いいから、こんなお金しかないけど龍ちゃんの役にたつなら」
龍太「聡ありがと…」
そして聡と別れて帰宅した。
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