第1章 初日

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そして今日1日が終わった。 龍太「あーあ…10万なんて大金作れるわけないよ…」 朝起きた時からその言葉しか浮かばなかった。 そして学校に着いた。 教室に行ってHRを受けて居たときに隣から声をかけられた。 ???「昨日元気なかったけどどうしたの?」 こいつの名前は秋山 聡 昨日知り合った友達だ。 龍太「そんなことないよ僕はいつだって元気だよ」 僕は聡に気づかれないようにわざと明るく振る舞った。 聡「そっか、それならいいけどね」 そしていろんな話をしているうちにHRが終わった。 HRが終わって先生が教室から出た頃にあの男が来た。 健吾「お~い龍太金は用意出来たのか?」 最悪だ。 龍太「まだです…」 健吾「あぁ!?てめぇ作って来いって言っただろ!!」 龍太「1日じゃ作れませんよ…」 健吾「わかった、んじゃ1ヶ月まってやる。」 健吾「その間に出来なかったらてめぇ覚悟しとけよ」 そう言って教室から出て行った。 その直後、教室のあちこちから視線を感じた。 聡「龍ちゃんどうしたの?あれって二年の左海さんだろ?」 龍太「しってんの?」 聡「当たり前だよ、あの人ここの学校では有名だもん」 龍太「ほんとに有名なんだ…」 聡「龍ちゃん今日ゎ一緒に帰るぞ」 龍太「えっ?」 聡「なにがあったのか説明してもらうから」 龍太「わかったよ」 そして放課後。 正門を出て聡と龍太は帰っていった。 聡「龍ちゃん何があったのか説明してよ、俺で良かったら力になるから」 龍太「聡ありがと」 龍太はこれまでの事を聡に話した。 聡「そんなことがあったんだ…」 聡「10万なんて作れないよな…」 龍太「うん…」 聡「これ使って」 そう言って財布から3万を取り出した。 龍太「!?」 龍太「こんなの受け取れないよ。」 聡「いいから、こんなお金しかないけど龍ちゃんの役にたつなら」 龍太「聡ありがと…」 そして聡と別れて帰宅した。
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