エレベータの夜

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メールが一通来ていた。 と同時に、ガシャンとエレベータの扉が開く。 …早い。早過ぎる。いつもは最低でも一分は待つ。なんたって、38階だ。それなのに、ものの10秒で来るとは。 誰もいないエレベータに僕は独り乗り込む。
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