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「家から追放?されたものの行き場がありましぇんなぁ」
トボトボ歩いていると
ナンパ1「ねぇねぇ、俺達とお茶しなーい?」
ナンパ2「こんないい男ともう会えないよー?」
ナンパである
顔は……うーん残念。どっちもキモいや
「黙って。あんたらが喋ると臭いし、空気が汚れるちゃう。それに良くそんな顔でナンパなんてしようと考えたね?しょうがないから『そんな顔で良くナンパをしようと頑張ったで賞』を上げるよ。」
我ながら毒舌だな。うん
あ、ナンパ男が泣いてる……もちろん。放置('∇`)
少し歩いて後ろを見るとナンパ男たちは周りの人に味噌汁をもらっていた←ホームレスだな
ぐぅ~
「お腹減ったな」
「ねぇねぇ君ここら辺で………可愛い」
話かけてきたのは女性だった。
「なんですか?」
「…あ!、と、ここら辺でゴールデンレトリバー見ませんでした?脱走しちゃて(泣)」
「見てない、ですね。一緒に探しましょうか?どうせ行くとこないし」
僕がそう言うとパァと喜んでいた
「ありがとうございます!あ、私は綾小路結華って言います」
「あ、僕は如月綾です。」
「ボクっ娘ですか。可愛さ倍増ですね('∇`)」
うーん、この人はレズなのか?
「犬の特徴とか、は?」
教えて貰ってないから聞いてみる
「あ!特徴は首輪が金でできてます。あとは、毛並みとかサラサラで色は普通の色です」
「わかったじゃあ探そっか?」
「ですね」
「結華さん?名字て綾小路、でしたよね?まさか……」
「綾小路財閥の令嬢よ?」
「…えぇぇ~!!(驚)」
「見えないでしょ?」
「はい、…あ!あれじゃないですか!?」
20mぐらい先にゴールデンレトリバーが歩いていた
「あ!あれです!」
そう言って走って行った
「僕も行こ」
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