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今、屋敷の前にいます。
大きいです。ひじょーに大きいです。
「大きい…ですね?」
「無駄に部屋が多いからね(爆)」
わかってんじゃん
「お食事のほうをお持ちしますので部屋の方でお待ち下さい」
「わかったわ。行くよ綾」
「う、うん」
広すぎる、広すぎるぞ!これは!
「着いたよ?」
広すぎる、広すぎる。ここは、異空間か?
「着いたってば!」
は!と我に返る
「へ?」
「さっきからずっとボッーとしてたよ?」
「そうなの?」
「うん。とりあえず入るよ」
いざ、中に入るとこれまた広いこれじゃあ桜○高校ホスト部とかにでてきそうな感じの部屋だった。
「そう言えば、綾家何処なの?結構初めいた所から遠いけど……」
そうだった。帰る場所が無いんだ、あれ?なにか冷たいものが頬を流れる。
「ふぇ、グッス、ふぇぇ~ん」
「ど、どうしたの?(驚)」
僕は、結華に抱きつき泣いた
結華は黙って頭を撫でてくれた
ちょとして泣きやんだ
「どうして泣いたの?」
「朝起きたら、女になってて………捨てられた」
正直に話したら
「帰る場所がないの!?じゃあ……私の家族にならない?」
「…え!?」
僕は驚いた、女になったという所は気にも止めずに家族につまり、養女として来ないかと言うことだ
「い…いの?」
「もちろん、パパもママももうひとり娘が欲しいって言ってたし。それに放って置けないから」
「ありがとぉ~(涙)」
僕は結華さんに抱きついた結華さんは笑いながら頭を撫でてくれた。どれだけ頭を撫でられるのかな
暫くして執事の赤原さんが食事を運んできた。結華さんは事情を説明して僕が家族になることを言った。
「かしこまりました。お父様とお母様に連絡して起きます」
そういい、執事の赤原さんはでていった。
「これで、大丈夫!さ、ご飯食べよ!」
「うん!」
こうして僕は結華さんの家族になった。つまり如月綾から綾小路綾になった。
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