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『女子の奴ら、みんな心配してんぞ!俺が言うのもなんだけど、明日こそは来いよな(^皿^*) 田代』
「何でコイツなんかに…。」
彼の、優しさをみた。
「明日…学校行かなくちゃな…。」
そして明日が来た。彼はドキドキしながら待つ。
「──河内!」
彼女は来た。みんな、チラチラそちらを見る。
「学校、来てやったぞ。」
少し照れながら言う。田代は嬉しそうだった。
「河内ぃ…良かった…!」
言葉だけ聞いていると、どっちが男か女か分からない。
──そして。それからの2人は、幸せに向かって歩き出す。
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