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「早く殺して…。」
奈々は涙をいっぱいに溜めて言った
「逃げちゃダメよ?」
「わかってます!赤子さんなんかにはなりたくありません!」
トントントントン…
暗闇からそいつはやってきた
だんだんて近づいてくる
「先生!さようなら…。」
奈々は目をかたくつむると俯いたまま立ち尽くした
「ごめんね…。」
次の瞬間
ドンッ
グチャ
バキッ
2人の身体は地面に叩きつけられ
ただの塊と液体になった…
声も出す暇すらなかった
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