9:13

6/6
前へ
/148ページ
次へ
奈々の手はドアから離れた 「さっきの足音が赤子さんの妹?」 「そうよ…。」 「どうするの?入るの?入らないの?」 佑果は急かす様に言った すると真紀は 「入るわよ…。もう完璧だもの…。」 ガラガラガラ… 扉は開かれた 「ねぇ奈々?」 真紀が言った 「何?」 「ありがとう…。」 真紀はうすら笑いを浮かべた 奈々には意味がわからなかったが取りあえず 「…あぁ、うん。」 返事を返した みんなは教室へ入る ……… ……… 「ありがとう…。私を赤子さんにしてくれて…。」
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23608人が本棚に入れています
本棚に追加