二 朝会事変

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「大体、相手はガキじゃねぇか!俺はロリコンかぁ!?」 そして、広間の襖を静かに開ける。 梅花連は、武士ではないため政府から扶持はもらっておらず、梅花連らは町民からの徴収や下請けなどで組織の財産を立てている。 そして朝会とは、その日に受けた仕事を伝え、誰が行くかを決める大事な会であった。 無論、欠席はおろか遅刻でもすれば仕事は受けれず生活にすっごく困る。 仕事内容は雑務ばかりだが、時には要人警護や盃を交わす時の屋敷警護など恐い仕事もある。 もっとも まだ少年の齋鬼には関係ない話し。
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