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「どうしてもお前の事が嫌らしいわ」
「今朝の事はもう気にしてない、」
申し訳ない話、ちょっと安心したのであった、が
「あたし梅好きじゃないの」
「う、梅?」
「そんなん、お前の膳だけ梅を抜けば」
「うるさい、あんたそんなに私の寝顔が覗きたいの?」
「う、」
「大体、赤の他人、しかも男と同じ屋根の下で暮らすなんてあり得ないんだけど」
「え、あ、その、まぁ、確かに」
ぶっちゃけ納得せざる得なかった、
「ま、よろしく頼むわ~」
と頭はとっとと屋敷の中へ帰っていった
「とりあえず、行くか」
「・・・・・ん」
そんな訳でモヤモヤしたまま、薔薇姫の引き取り相手町探しは始まったのである
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