四 六町連観光巡りツアーin竹蓙町

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「その、暮れさんいまどこにいる?」 「確か忠洸寺じゃね?」 忠洸寺とは竹蓙町にあるお寺なのだが、最近は非公認賭博(黙認って事らしい)である意味栄えてる所だ。 「とりあえず連れてって」 「あいよ!!」 ~忠洸寺 石階段を登り、お堂の戸を開ける。 中はとても広く、花札やら賽子やら様々な賭博が行われいて賑やかである。 (まぁ、客の雰囲気すっげえ恐いけど。) 「とりあえず、ろかはここで待ってろ。あぶねえし」 「名前呼ばないで、指図しないで、ウザい」 「う、」 凄いショックである 「まぁまぁ、そう言わないで、」 そんな時、綾人が俺をフォローしてくれる 「一応、竹蓙の区っていっても博徒には地外法権的なものがあるから、なにがあるか分かんないのね、か弱い女の子じゃすっげえ危ないからさ、ちょっと齋鬼と用事済ませてくるから待っててな!」 「う、うん。分かった、あやひと君」 「呼び捨ての゛あやひと゛でいいぜ?じゃね!」 お前流石だよ・・・・ と言うわけで綾人と二人でお堂の中に入る。 「所で、それ何入ってんの?」 「頭曰く、お年玉だってよ。」 「お年玉!?あ~なるほど。でも暮れさんって凄い、アレだぞ?」 「アレ?」 とその時、 「あやとー!!!」
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