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五分後
「ひどいぞ齋鬼~・・・なんで俺をおいていったんだよぉ、」
「お前の視線から゛ここは俺に任せろ!!早く行け!!゛ってのを察知したぜ」
「送ってねぇぇよ!!全力でヘルプミーしてただろ!?」
「親友見捨てておめおめ自分だけ帰ってくるなんて最低ね、やっぱりお前は鬼だな、」
「ぐむっ、お前は黙ってろい。綾人、とりあえずお年玉頼むな」
「おう!とりあえず山車蔵につっこんで鍵かけとくな。」
「確かに、竹蓙の山車蔵なら安心できるな。んじゃ、俺ら他の町も回るからさ。」
「おうさ!じゃな齋鬼!ろかちゃん!」
さっそうとかけて行く親友、綾人
顔も悪くはないし性格もいいし三味線とか太鼓がうまい凄い幼なじみである。
が
「何故かモテないんだよなぁ、」
「アンタなんかよりずっと素敵だけどね」
「独り言にまで痛いツッコミ入れるな、ってえぇ!?」
あのいつも性格がヅンヅンしてる薔薇姫からは想像も出来ないほどの見とれっぷりと言うかトキメキっぷりである。
「恋に恋する少女ってこんな感じかな」
「何よ、何か言った?」
「なんでもありませんよぃ」
「・・・・・ウザ」
心が荒むな
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