ー 梅のクニ

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「…………!!。」 「(そらそうだわな。)」 齋鬼は静かに思った。 「とりあえず、まともに歩けるようになるまでは、ゆっくりしってってな。」 「何で…何でそんなことまですんのよ!!誰も助けてなんて言ってないわ!!」 「助けて欲しくないんだったら町中で餓死寸前になるなや!!」 今日はつっこみ冴えてるな 「……うるさい!」 うわ~、頭また厄介なもん拾ってきやがったな。 こりゃたしかに薔薇だわ。ツンツンしすぎ。 「んじゃ齋鬼ぃ、後は宜しく~。」 「頭!?」 そう言うと襖を豪快にあけ颯爽とさっていった。
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