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「…ちょい古臭いか?。」
「…アンタ」
「アンタじゃねぇ。齋鬼だ。齋しむ鬼でい・つ・き。」
「鬼のくせに齋しむんだ。…生意気。」
「はぁ!?」
「あ~なるほど。齋くしむふりして太らせて食べちゃうのか。…たち悪!」
さらに罵詈雑言は続く。「しかも何?オールバックって。さすがヤクザね。」
「俺なんか悪い事した?…。」
「しかもなんでオールバックのくせに七三なの?あ~、オシャレしてるつもりなんだ~。ダサ。」
「あ~、オールバックが気に入らなかったのね。そいつぁ、わるか「っていうかココ、アンタの部屋?本っっ当に男臭い!香とか焚かないのかな?カナぁ!?」
「…何の泣く頃に?俺か?泣けばゆるしてくれるか?」
「部屋狭いし、インテリアに関しちゃ最悪ね。私、ベッドじゃないと寝れないんだけど?」
「あ~、ここで寝るんだ…。ってゆうかなんで俺の部屋?」
「…あの優男に借り作るとろくな事なさそうだからもう借りを作りたくないの。」
勘いいなコイツ。
あの人に借りを作るとその倍は何かを請求される。
「それに、あんだけ言ってやったのにへらへらご飯ついでくれる奴なんてアンタくらいしかいないの。」
「…おいおいおい」
「またへらへらして寝床とか晩御飯とか用意してよ。ってゆうかして。しなさい!」
しなさい!っておい。
「とりあえず掃除してよ!今すぐ!」
「掃除は昨日したけど…。」
「毎日するの!!ただでさえ狭い部屋なのに埃まで舞ってちゃ不愉快極まりないわ!」
…言われようだな~
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