ep2

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俺は、最低だ。 那由多がいるのに、他の女抱くなんて。 事の始まりはあの忌々しい女の一言だった。 俺は数ヶ月美妃という女に、ストーカーされていた。 同じクラスで、普段は大人しい感じの、いかにも真面目な奴だった。 ある日、放課後呼び出されて、いきなりこう言われた。 「彼女いないんでしょ?付き合わない?」 何なんだ、こいつは。 「ごめん、好きなやついるから。」 「え?誰?」 鬱陶しい。 「別の高校のやつだから。」 「知り合いかもしれないから教えてよぉ。」 知ってるわけないだろう。 那由多は高校に行ってないんだから。 「…何なんだよさっきから。」
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