ep1

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私は学校へ行かない。 社会にも出ていない。 人が怖いから。 自分から突き放してしまった。 親友も、家族でさえも。 なのに、彼は側に居てくれた。 こんな私を愛してくれる。 私は彼を信じてあげられていないのに、私をひたすら見ている。 できる事なら信じたい。 あんなの人違いだって思いたい。 けど、駄目なんだ。 苦しくて愛しくて、机にあった小さなハサミで腕を傷つけた。 血が滲む、 気がついたら私は笑ってた。 あは、あははは。 またやっちゃった。 まぁくん、ごめんね。 約束守れなくて、ごめんなさい。 嫌いにならないで。
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