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那由多。
名前を呼ばれて、彼の方を見た。
ぎゅって抱き締められた。
いつもより強い力で。
何、どしたの?
もうしないでね。
頑張ってみる
一度だけキスして、ベッドに行く。
良かった、いつもの彼だった。
悲しそうに見えたのは、私の錯覚?
その夜は、何もかも忘れたフリをして、愛し合った。
ただ違ったのは、行為中私の名前を呼んでくれなくなったこと。
まぁくん、誰をみてるの?
私はここにいるよ?
ねぇ、こっち向いて。
想いながら果てた。
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