ep1

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次の朝がやってきて、シャワーを浴びながら昨日の事を思い出す。 下半身が疼いて、自分で慰める。 虚無感と気だるさが一気に押し寄せてきて、ベッドに横たわる。 あ、まぁくん携帯忘れてる。 ほんの、好奇心だった。 メールの履歴、知らない女の子。 雅。 『今日の正樹ゎ激しすぎっ! でも凄い良かったよ(照』 『ぉゃすみ前に愛してるって言って…?』 『ぁたしも愛してる!だぁーいすきっ!』 殺意と憎悪と喪失感。 ドアが開いた。 「携帯携帯っと…」 何も知らない彼は此方へ来た。 「あれ?那由多。おはよ。」 彼は笑う。 「お、はよ…う」 それだけ絞り出すのがやっとだった。
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