金の斧銀の斧

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金の斧銀の斧

次に気が付いた時、オレは仰向けで水の中を下へ下へと沈んでいた。 泉なんだろうか。 水が濁っている。沼か? いや、池かも知れない。 そんな分類はよくわからないが、とりあえず底は無いようだ。 水の中をひたすら沈む。 息は苦しくない。 水面の光がどんどん遠ざかっていく。
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