第2章 夢のつづき
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雪路は夢を見ていた。 いつもの幸福な夢。 夢の中だけで逢える人。 だけどおかしいな。 毎日夢で逢っているのにいつも顔が見えない。 でも感じる幸福と安心。 顔が見えなくとも充分だ。 「――やっと…逢える」 逢える? いつも逢っているじゃない。 カッ まばゆい光に包まれた。
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