第2章 夢のつづき

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「もう~!土方さん! そんなに睨んじゃダメじゃないですか~」 雪路は違和感を感じた。 袴 髷 脇差し… なんだかタイムスリップでもしたみたい。 そんなはずないか。 『あの、撮影中すみませんでした。 もう大丈夫なので帰ります。』 「さつえい…?」 「お前、何を訳のわからない事を言ってる?」 『え?違うんですか?』 そういえばこの辺で時代劇の撮影なんて聞いたことがない。 『ここは一体…?』 「壬生浪士組の屯所ですよ。」
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