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「だからそれは倒れてたあなたを…」
『そうじゃなくて!』
「お、おい。落ち着け。
まず、名を教えろ。」
雪路はパニックになっていたが一呼吸おいて自分を落ち着かせた。
『私は高宮雪路と申します。』
「あ、私は」
『沖田総司さんに土方歳三さん、であってます?』
「「!!」」
2人は顔を合わせて驚いた。
「お前…俺たちのこと知ってるのか?
自慢じゃないがまだ浪士組が出来て日が浅いせいか個人名まで知ってる奴はそういねぇんだよ。
さては…長州か?」
土方が殺気だって聞いた。
雪路は確信していた。
自分がタイムスリップしたことを。
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