第1章 はじまり
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お寺の門をくぐった。 その時だった。 物凄い突風が吹き荒れた。 『…!?』 雪路が目を瞑っていると、体がふわっと浮くような感じがしたかと思うと、 今度は体中が切られる様な痛みを感じ、 あまりの痛さに雪路は意識を手離した。
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