*+。ハロー、何でも部。+*

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「男の人だったんだ。全然気付かなかった・・・」 あんなに綺麗な肌をしていて、男の人だったとは・・・羨ましい限りだ。 思いっきりべっぴんさんな女の人だと思ってた。 「あはは、真司の女装見破る人なんか、そうそういないよ~。 ねっ、真司?」 今度は可愛らしい声が聞こえる。 奥の方から私より少しだけ小さい男の子が笑いながら歩いてきた。 「まあね。美しさなら誰にだって負けないもの」 真司さんと言う人は、また綺麗にニコッと笑う。 す、すごい自信だ。 「確かになあ! 咲人が真司を初めて見た日なんか、口説きまくってたもんな!」 部長が何かを思い出したのか、笑い出した。 可愛らしい男の子も笑い、真司さんも笑い・・・私と変な人以外みんな笑い出した。 「仕方ないですよ・・・。真司さん、綺麗過ぎたんですもんッ」 この流れからして、さっきから変な人が咲人って呼ばれてるから、この人が咲人らしい。 「そうだな!咲人は何も悪くねーなぁ!」 部長さん!笑いすぎです!!涙が出るほど可笑しい出来事なんですか!? この変質者さんは、存在自体可笑しいけれど! 「まあ、この辺にしてあげない?さすがに咲人が可哀想だわ」 みんなが爆笑してる中、真司さん以外の綺麗な女の人が声を出した。 ぱっちり大きな目にクリンクリンの睫毛。髪はパーマなのか結構強めのウェーブがかかっている。 これまた綺麗な人だなぁ。    
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