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どれぐらいの間気を失ってたかは定かではないが、気づけば知らない部屋の知らないベッドで寝ていた
「…知らない天じょu(ガッ」
頭に強烈な痛みが走り俺は頭を抱え悶絶した。
しばらくして痛みが多少引いたところで頭を殴った相手を捜しながら辺りを見回すと…
「そのネタは色々危ないから禁止…」
「………パチュリー…?」
「…私は一度も名乗ってないし貴方を知らないのだけれど…?」
そこには東方紅魔郷にボスとして出てくるパチュリー・ノーレッジの姿があった。あの特徴的な形の帽子に三日月の飾りもあるため間違えようがなかった…。
「ってことは…ここは幻想郷…?ひゃっh(ガッ)」
まさか幻想郷にこれるなんて思ってもなかったので思わず飛び上がろうとした瞬間、鳩尾にパチュリーの持っていた本の背表紙がクリティカルヒットした……さっきの頭への衝撃はあれか…
「自分の世界に浸る前に私の質問に答えなさいよ…」
「ゲホッ……わかったから…取り敢えず水をください」
「はぁ…こぁ、この人に水を持ってきてあげて」
「はい、わかりました」
こぁと呼ばれた少女は足早に(とはいえ空を飛んでだけども…)部屋を出ていき程なくしてコップと水差しを持って帰ってきた。
コップに水を注ぎ、一気に飲み干してから彼女の事を知っていることについて話し始めた
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