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『お前は本当に彼女の事が好きなのかよ!
お前の心は、そんな簡単に好きな人を諦めちまうほど、もろいもんだったのかよ!
そんなにお前の心は弱かったんか…?』
「光(ヒカル)……?」
『…違うよなぁ?
お前は……お前の心は、本当はもっと強いよな?
お前は今までずっと、彼女を想ってきたじゃねぇか…
お前は強いじゃねぇか…
ならさ、諦めちまうなよ。
そう簡単に諦めちまうなよ!!
今までみてぇに、ずっと彼女を想い続けてりゃぁいいんだよ…!
諦めずに、チャンスを待つべきなんじゃねぇの?
男なら、彼女をずっと待っててやれよ!!
待ち続けててやれよ!!!』
「……」
『彼女が別れを告げた理由…
何かあるんじゃねぇの?
そう思わねぇ?
本当は彼女も、お前の事が好きなんだよ…
だけど彼女にはきっと、一緒にいらんねぇ理由があんだよ。
お前が彼女を待たねぇでどぉすんだ?
彼女の支えは………
お前しか居ねぇはずだ』
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