ベルグマシンの開発

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
2070年。イクノセアが組織された。本格的に活動を始めるのは2075年なのだが、ベルグマシンの開発はイクノセアが組織される前から始まっていた。   2068年。巨大な隕石の研究をしていた者達が、隕石は実は地球外生物の死骸であると、結果を出した。これにより研究者達は地球外生物による地球の侵略を予知し、まだ組織される前のイクノセアにこの事を伝えた。イクノセアはこの事に危機を感じて、対地球外生物用に機動兵器を開発するように命じた。この時からベルグマシンの開発が始まった。   2070年。イクノセアが組織された頃、メテオX-1と呼ばれるようになった、地球外生物の死骸からBELGシステムと言う、膨大なエネルギーを生み出す装置が発見された。研究者達はこのBELGシステムを機動兵器に使えないかと考えて、研究を始めた。   2072年。初めてBELGシステムを搭載した人形機動兵器、ベルグリオンが完成した。ちょうどこの頃、研究者の一人がBELGシステムに反応してさらに巨大なエネルギーを生み出すシステム、シンクロ核を開発。1号機の後に開発された、2号機、3号機に搭載した。   2075年。ベルグマシンの開発は中断された。地球外生物がなかなか侵略してこないので、イクノセアの上層部が地球外生物の襲来を否定したのだった。この後、ベルグマシンは日本へ移動させられ、研究者達には行方を教えられなかった。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!