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その日は普通に学校に登校し、いつもと変わらない一日を過ごした後普通に帰るところでした。
その帰り道、家にも近くなって「あぁ一日がもう終わるんだなあ」と気持ちを悟していた時のことです。
またしても何かを感じ、塀がある左側をちらっと見ました。
するとそこには塀を半分位越えた白くて丸い、しかもかなりでかい物体がありました。
本当に今でもそれが何なのかさっぱりわかりません。まあべつに何も思わず止まること無く奥の細道に入りました。
そしてしばらく歩いていると……
あるものを見てつい立ち止まってしまいました。
そう、それはなんと、なんと小人でした。
そいつとの距離は大体1~2メートル。
身体はほとんど透けているものの微かに白く雲ってました。
ですが僕のすねの辺りまでしか身長がなくとても小柄です。
確かその時そいつは何か背負っておりましたが「タッタッタッタッ」とリズミカルに動いて僕の前を横切り、蜜柑畑の中は消えて行きました………
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