現実??or虚実??

2/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
今日は昨日疲れてて昼間あたりに目がさめた、その日は快晴で朝日がカーテンの隙間からこぼれて眩しかった。ベッドの上で少しぼーっとしてたら下が騒がしいので下に降りてみた。すると 『おはよう慶、早くご飯食べなさぁい』そこには何故か死んだはずの母親がいた俺は 『えっ…なんでいるの?』と小声で聞いてみる。 『はぁ?なんでって自分の家だからょ』母親はばかばかしいめで俺をみた。その途端メェルがきた。内容は 『おめでとうございます!!あなたは異界の抽選に見事にあたりました。これから3日間お父さん、お母さんと暮らしてもらい、3日後にどちらか必要な人を選んでもらいます。そして選ばれた人はこの先いつも通りに暮らせます。しかし選ばれ無かった人とは二度と会えません、よく考えてください。』とのメェルだった。俺は意味が分からなかった。このメェルといい、母親の存在全てがおかしい。これは夢か?と思ったが昔ながらの方々で確かめてみた。それは自分をつねるだった。思いっきりつねってみたが痛かった…しばらく状況を考えながらじっとしているとふと思った。 『お父さんは?』と聞いてみた。すると 『お父さんはもう会社に行ったわよー』と言っていた。やっぱりこのメェルは本当なのか?イタズラ?ワケの分からない状況が何分か続いた。するとスグ近くから扉が開く音が聞こえた。すると 『お兄ちゃんいるの~』と疲れきった声でいってきたするとスグさま母親が 『おはよう由香』と母親がキッチンから由香に言った。すると由香はちょっと立ち止まり少ししてからまた喋りだした 『なんでいるの?』やはり俺と同じ疑問をぶつけた。 『何よ二人して…変な夢でも見たのかしらね』母親は不思議な表情を浮かべた。するとすぐさま 『お父さんは!!?』と由香が聞いた。 『お父さんなら仕事よ』とまたかよと言う顔をした。 そして由香は疑問を隠せないまま俺の隣の席に座った。そして率直に聞いてきた 『お母さんたち死んだんじゃないの?夢なのこれは??』と不安の表情を浮かべた。俺は『いゃ…夢じゃないみたいなんだ…』由佳以上の不安を抱えていた。頭のなかはぐちゃぐちゃ…周りは真っ白。喜んでいいのかすら分からない。 『二人とも今日学校じゃないの?早く支度しなさい!!』懐かしい…この声が欲しかった…ずっと②欲しかったんだ… おもわず涙が溢れた…由佳はとっくに泣いていたようだ、その場に崩れていた…
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!