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なのはたち5人が通う私立聖祥大付属小学校はマンモス学校とまでは言わないまでもけっこうな規模の小学校だ。
その為朝の校門はいつも大勢の人でいっぱいになる。
なのはたち5人もその中を友達や先生たちと挨拶しながら通り抜け自分たちの教室である4年生の教室の前までやってきた。
「じゃあ、はやてちゃん。また後でね」
すずかがはやてに微笑みかける。そう、何故かはやてだけは別のクラスなのだ。
「毎朝思うんやけど何でうちだけちゃうクラスなん???うち涙目やぁ」
「一緒のクラスだったらよかったのにね💦」
すずかが気遣うふうに慰める。
「あ~、何か人の記憶操作して一緒のクラスにできるような魔法ってあらへんかな?」
はやてが実に真剣真面目な顔でそんなことを言い出した。
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